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DEVO/TOTAL DEVO 88年作 ディーヴォ トータル・ディーヴォ 通算7作目
製造元:RESTLESS/ENIGMA
品番 7 72756-2
USA盤 全16曲
ディーヴォ 『トータル・ディーヴォ』
ディーヴォの通算7作目、88年作のアルバムです。
彼等は80年代メタル系バンドを抱えていた事でも有名な、ENIGMAレーベルへ移籍しています。
更にオリジナル・メンバーであったドラマーで、先頃他界したアラン・マイヤースが脱退し、本作から元SPARKSのデヴィッド・ケンドリックが参加しています。
ポスト・パンク、ニュー・ウェイヴの申し子として見られてきた彼等は、70年代後半から常に時代の先端を走ってきたわけですが、その求心力は急激に低下していった様にも一見映ります。
それは氾濫した80年代的エレ・ポップに対する倦怠感によるものであったと思いますが、元々ディーヴォというバンドはエレクトロを手段としか見ていなかったはずで、基本はパワー・ポップをひねくれたセンスでまとめ上げるのが得意な人達だったのではないでしょうか。
本作では驚く程ストレートなポップなメロディも飛び出すのが意外ですが、プレスリーの「Don't Be Cruel 冷たくしないで」のカヴァー等は、いかにも彼等らしいテクノ・ポップ・スタイルで料理されています。
かつて「サティスファクション」を大胆に解体したのとは、またひと味違った魅力があります。
ほぼ同時期にCHEAP TRICKがこの曲を大ヒットさせていますが、同じパワー・ポップ・スタイルでもかなりアプローチが違うので、比較してみるのも面白いかもしれません。
サントラ提供曲となった「Baby Doll」(ジョン・キューザック、ティム・ロビンス主演、Tapeheads)、「Man Turned Inside Out」(ジョン・キューザック、ティム・ロビンス主演、Tapeheads)」(B級ホラー・ムービー、Slaughterhouse Rock)等は、彼等の独特の跳ねたサウンドはまだまだ時代に求められていた事を象徴するものとなっています。
ウキウキするけど、どこか毒気があってうしろめたい気もする極上ポップ・サウンドは、まだまだ健在であったという事だったのだと思います。
1988年度リリース盤
盤面、ケース、ジャケットは、かなり美品と思われます。
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商品コード : 11971A |
価格 : 2,000円(税込) |
ポイント : 20 |
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