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WARRANT/BELLY TO BELLY VOLUME ONE ウォレント 96年作 国内盤
製造元:Pony Canyon
品番 PCCY-00993
国内盤 全14曲 (ボーナス・トラック1曲含む)
ウォレント 『ベリー・トゥ・ベリー・ヴォリューム・ワン』
ウォレントの通算5作目、生前のジェイニー・レインが在籍したオリジナル・アルバムとしては最期のものとなった1枚です。
良くジャケットを見るとバンド名がWARRANT 96、しかもアルバム・タイトルはVOL.1とされている不思議な作品ですが、どうやら元々コンセプト・アルバムとして作られてようです。
テーマとなっているのは言ってみれば栄枯盛衰、バンドが辿った栄光の日々と転落を綴ったものとなっているそうです。
その割には「BELLY TO BELLY」は正常位という意味も持つ様で、ジャケットに映る胎児、あからさまにエフェクトを強く用いたヴォーカルや、ギターの処理もいかにも90年代といったサウンド・プロダクションも、何かもっと下世話で安易な発想が見え隠れしている様な気もします。
ウォレントというバンドは、知性に裏打ちされたパーティー・ロック・バンドというイメージもジェイニー・レインのキャラクターによりあった様な気もしますが、80年代後半にツボを知り尽くした高性能ポップ・メタルでの武装は、確かに計算高さと先天性資質の良さを感じさせました。
ただ世間で評価されたのは、彼等のその上っ皮である甘みと軽さであったのは残念だった気もします。
完全なるグランジ化と評された本作でも、その次代への露骨なすり寄りがあざとい程に映るのですが、メロディ・センスの高さはやはり隠しきれていない様です。
むしろグランジに同調した結果ではなく、このバンド本来のロック気質が強く出たアルバムとするのがうがった見方と言える気がしてなりません。
SCORPIONSに引き抜かれたジェームズ・コタックに代わり、新たに加入したボビー・ボーグなるドラマーのタイトでパワフルなプレイをやたら前面に押し出しながら、モダンな音処理が印象に残る本作。
一聴して思えるのはそんな感じなのですが、かつてのヘア・メタルのキラキラ感はさすが皆無となりましたが、練られたメロディは地味ながらジワジワと来るものが多いのも事実です。
スタジオにいた共同プロデューサーのガールフレンドを、スティーヴィー・ニックスに似てるという理由で急遽デュエットで参加させたり、ジャズっぽいインタールードを挟んだり、まるでスティングの様なナンバーを披露してみたり、安易なグランジ化というにはあまりにも器用と言わざるを得ません。
優れたメロディと実に遊び心の多い1枚でもあるのですが、ただ優等生的なそつの無さがかえって目立ってしまうのが本作の弱さなのかもしれません。
1996年度リリース盤
盤面には微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット(ブックレット・タイプ)は、かなり美品と思われます。
帯有り、解説有り、歌詞対訳付きです。
商品コード : 17193 |
定価 : 2,500円 |
価格 : 1,200円(税込) |
ポイント : 12 |
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12pt |
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