Y&T/ENDANGERED SPECIES インデンジャード・スピーシーズ 97年作 国内盤-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

Y&T/ENDANGERED SPECIES インデンジャード・スピーシーズ 97年作国内盤

製造元：AVEX D.D.
品番　AVCB-66025
国内初回プレス盤　全13曲 (日本盤のみ収録ボーナス・トラック1曲含む)
ピクチャー・ディスク仕様

Y&T　『インデンジャード・スピーシーズ』

前作から2年ぶり、復活第2弾となったY&Tの97年作のアルバムです。

アルバム・タイトルが意味するのは絶滅危惧種、まさに彼等の様な正統派アメリカン・ハードと欧州的様式美を持ち合わせたバンドは、特に90年代には他にそうそう望めなかったと思います。

HR/HMバンドとして70年代、80年代を生き抜いてきた彼等が、すっかり変わり果てたシーンの中で復活する意義、そうしたものを確実に詰め込んだ力作となっていると思います。

まずオリジナル・メンバーであり、ベーシスト、そしてソング・ライティングでもデイヴ・メニケッティの良きパートナーであったフィル・ケネモアについて触れなければならないでしょう。

精悍なルックスも印象的だった彼は、2011年、闘病生活が伝えられていた中、残念な事に57歳の若さで他界しています。

結果的には本作がY&Tとして最期に彼が参加したアルバムとなり、バンドも以降再び10年以上の沈黙を守る事になってしまいます。

本作のハイライトと言えるアルバム中盤の「Stiil Falling」は、フィルの単独作となったナンバーで、言わば彼の遺作となっているのですが、これがY&Tの最大の魅力を再度世に問うた名曲となっています。

あの超名曲、「Forever」を彷彿させる構成、静と動のコントラストは、多くの古くからのファンを狂喜させるでしょう。

バンドの決意表明となったオープニング・ナンバー、「Hello Hello」ではバンドの幅広い個性の一つであるミドル・テンポのカッコ良さ、「God Only Knows」や「Try To Believe」では、デイヴ・メニケッティの泣き節も健在、「Sail On By」では80年代的なポップ・センスも見せてくれています。

全体的な印象は、かなりスッキリしたサウンド・プロダクションの中、ドラムとギターをヘヴィに強調している事もあり、90年代のラウド・ロック系への接近とも受け取られてしまうかもしれませんが、メロディやソウルフルな汗臭いハード・ロック臭は、確実に従来のY&Tのものである事に昔からのファンなら気づくはずです。

1997年度リリース盤

盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット（ブックレット・タイプ）も、かなり美品と思われます。
帯無し、解説有り、歌詞対訳付きです。

商品コード : 17185

定価 : ~~2,548~~円

価格 : 1,200円（税込）

ポイント : 12