ANGRA/FIREWORKS アングラ ファイアワークス 98年作 国内盤-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

ANGRA/FIREWORKS アングラファイアワークス 98年作国内盤

製造元：ビクターエンタテインメント
品番　VICP-60432
国内盤　全11曲（日本盤のみ収録ボーナス・トラック1曲含む）
ピクチャーレーベル

アングラ　『ファイアワークス』

ブラジルが誇るパワー・メタル・バンド、アングラのサード・アルバムとなった1枚です。

前作ではクラシック要素の強化、ラテン音楽からの影響を導入する等、ネオ・クラシカル勢の中でも際立った個性を確立し、日本でも多くのメタル・ファンを虜にしました。

本作では更なる進化が見られ、基本はジャーマン・パワー・メタルの影響下にありながら、彼等のルーツを大事にした新機軸が目立ちます。

まずプロデュースを務めたのは、シン・リジィ、ジューダス・プリースト、ハロウィン、イングヴェイの名作を手掛けてきたクリス・タンガリーディスとなっています。

ここで一気に音のメジャー化が図られた様なサウンド・プロダクションは、一聴して前作までのアングラとは違うのが良くわかります。

更に驚くべきは、リズム・セクションのレコーディングは、QUEENやDEF LEPPARD、そして今やレディー・ガガも使用しているロンドンのメトロポリス・スタジオで行われています。

また壮大なオーケストレーションは、ご存知アビー・ロード・スタジオで録音されているという力の入れようです。

この事からも、彼等の60年代から続くロックの系譜へのリスペクトが強く感じられます。

言ってみれば方法論の拡大なわけですが、確実に音にもそのダイナミズムが反映されています。

メロディにはドラマ性が加わり、ゴージャスとも言えるアレンジにはメタル・バンドとしての格が一段上がった事を証明しています。

ただこの手法がバンドの方向性を曖昧なものにしてしまったのか、本作リリース後、看板ヴォーカリストのアンドレ・マトスを含む3人が脱退をしています。

自分達の音楽性の再確認、そして自己確立をする意味でも重要作となったこのアルバムにより、バンドが分裂してしまったのは皮肉にも取れますが、確かに美しく燃え上がる様なドラマティック・メタルをここで作り上げたのは大きかったと思います。

1998年度リリース盤

盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット（七つ折りタイプ）も、かなり美品と思われます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
ステッカーはありません。

商品コード : 16795

定価 : ~~2,520~~円

価格 : 1,000円（税込）

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