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BUCKCHERRY/バックチェリー 1999年作 デビュー・アルバム LIT UP
製造元:DREAMWORKS
品番 DRD 50044/450 044-2
EU盤 全12曲
21世紀を目前にして、突如として現れたバックチェリーのデビュー・アルバムです。
彼等の登場は、AEROSMITH、HANOI ROCKS、MOTLEY CRUE、GUNS N' ROSESの系譜に連なりながら、そのどのバンドとも違う妖しさを放っていたと思います。
80年代のヘア・メタルの喧騒を尻目に、グランジ、オルタナの洗礼も受けず、メタルのミクスチャー化をものともせずに、良く生き残ってくれたと感謝したくなるサウンドは、ツボ押さえまくりのハード・ロックのダイナミズムを体現しています。
短髪でありながらタトゥーだらけというヴィジュアルは、ある意味これまでのROCKイズムとは相反するものだったかもしれませんが、看板ヴォーカリストのジョシュ・トッドの強烈なカリスマ性は音を聴かずともうかがい知れるものでした。
亡きボン・スコットをパンキッシュかつメタリックにしたかの様な声と、しなやかなバネに支えられた疾走感は、ロックが本来持っていた直情型の破壊衝動が内包されているかの様に響きます。
その一方で泣きのバラードも一級品で、まさに優れたロック・バンドの資質をファースト・アルバムにおいて全て証明してしまった感があります。
「I Love the cocaine」と堂々と言い切ってしまうそのアティテュードも、「CHAOS」と彫られたTATTOOも、そしてスティーヴン・タイラーを更にワルくした様なルックスも、全てがHR/HM大好き少年少女を引かせると同時に惚れさせたのではないでしょうか。
あのスティーヴ・ジョーンズが一部プロデュースを担当した事もあり、パンクとハード・ロックが直結していく動きにも貢献した事も評価されていいと思います。
AC/DC的なアプローチも透けて見えながら、サウンドはかなり古風ですが、キャッチーに聴かせる手腕は見事で、全く古臭さを感じさせません。
恐らく確かな音楽性と、見かけ倒しではないバンド・サウンドの骨っぽさ、そして先天性のワルぶりが、彼等をクールの存在感を決定づけていて、それが新世代感覚として受け入れられたのだと思います。
1999年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態と思われます。
ジャケット(五つ折りタイプ)も、かなり美品と思われます。
商品コード : 16539 |
価格 : 800円(税込) |
ポイント : 8 |
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8pt |
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