W.A.S.P./INSIDE THE ELECTRIC CIRCUS 2枚組 LIVE...IN THE RAW-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

W.A.S.P./INSIDE THE ELECTRIC CIRCUS 2枚組 LIVE...IN THE RAW

製造元：SANCTUARY/MADFISH
品番　SMACD975
EU盤　2枚組　特殊デジパック（ブックレット）
Disc One 全12曲　Disc Two 全14曲
リマスター盤　ピクチャーレーベル

W.A.S.P./インサイド・ジ・エレクトリック・サーカス　邦題『エレクトリック・サーカス』

オリジナルは86年作、W.A.S.P.のサード・アルバムとなった「エレクトリック・サーカス」、87年にリリースされた彼等の初のライヴ盤、「LIVE...IN THE RAW ライヴ・ベスト」をパッケージ化した2枚組です。

「エレクトリック・サーカス」ではオリジナル・メンバーであったギタリスト、ランディ・パイパーが脱退し、これに伴いなんとブラッキー・ローレスがギターに転向、ベースには元KING KOBRAのジョニー・ロッドが迎えられています。

結果的には正統派としてのサウンド指向が強められ、彼等のクレイジーかつ猥雑なイメージがスポイルされている感もあります。

元々メロディの優れていたバンドでしたが、リーダーであるブラッキーの戦略は曲の完成度を高める事の方へとシフトしていった様です。

レイ・チャールズの「I DON'T NEED NO DOCTOR」は、HUMBLE PIEやGREAT WHITEも取り上げていますが、W.A.S.P.版が一番ピッタリしている様な気がします。

またURIAH HEEPのカヴァーも、「EASY LIVING」もかなりオリジナルに近いアレンジとなっていますが、意外にも相性が良いと思われ、当時のカヴァー・ブームを意識していた上なのでしょうが、なかなか狙いは良かったのではないでしょうか。

彼等の本領が発揮されたライヴ盤では、猥雑、凶暴なキャラの代表だったギタリスト、クリス・ホルムズ、元KING KOBRAのジョニー・ロッドの派手なヴィジュアル、後にL.A.ガンズに参加するスティーヴ・ライリーと、好メンバーが揃った絶頂期だっただけに、聴き逃せないものとなっています。

もちろんリーダーのブラッキー・ローレスの幅広い音楽センスと、パフォーマーとしての優れた資質こそが、このバンドの骨格になると思うのですが、強烈なイメージがそのままライヴに生かされたショーではあると思います。

日本では未公開となったモンスター映画、「グーリーズⅡ」のテーマ曲となったスタジオ・テイクの新曲、「悪魔の叫び」も含まれ、LAメタルの最も妖しく過激な側面を堪能できるものとなっています。

2011年度リリース盤

盤面には一部プレス・ミスと思われるスレが見られますが（Disc Oneのみ）、
再生には全く問題ありません。
デジパック本は、かなり美品と思われます。
ブックレット付き、歌詞掲載有りです。

商品コード : 15909

価格 : 3,200円（税込）

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