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METALLICA/LOAD メタリカ ロード 96年作 国内盤 全米No.1アルバム
製造元:SONY
品番 SRCS 8000
国内盤 全14曲
メタリカ 『ロード』
メタリカにとって初の全米No.1アルバムとなった「Mettalica」から5年、通産6作目となった96年のアルバムです。
本作をメタリカ・フリークだけでなく、メタル・ファンですら冷静に語る事はこれまで難しかったと思います。
髪をバッサリ切った彼等のヴィジュアルと、グランジ、オルタナと同列に語られるサウンドに、スラッシュの終焉を見た気がした人も少なくないと思います。
あのカッコいいロゴまで変化し、特徴的だったダークな叙情性も捨て、メタリカがこれからどこへ向かうのか、この時点では戸惑う事しかできずに予想すらできなかった人もまた多かったのではないでしょうか。
メタルそのものの固定観念にずっと縛られてきた結果、形骸化したシーンはグランジの流れに乗っかる事こそがトレンドだと思われていた時代、メタリカは泥臭ささえ感じるアメリカン・ハードに真正面から取り組んだのでした。
メタルに進化はない、むしろ不要だとする80年代までの考え方に、頂点に立ったモンスター・バンドが自ら新しい方法論を突き付けてきたわけですが、この変化はラーズ自ら語っていた様に故意なものではなく自然発生的なものだったのでしょう。
ボブ・ロックによるギターとヴォーカルの処理も印象的で、特に看板でもあったジェイムズの歌唱法はスラッシュから遠ざかったものも見受けられ、本作のキーワードとなったメタリカ流の「ルーズさ」が逆に新鮮さを生んでいます。
ますます難解になった歌詞、グルーヴよりもゴツゴツ感が目立つサウンド、極端に抑制されたスピード感、これまでのメタリカとは対極にある要素ばかりとなりながら、熱さと重量感はグッと増したと表現すべきかもしれません。
本作をどう評価するかでメタリカ愛の深さが問われる様な気もしますが、個人的には「HERO OF THE DAY」の様なストレートなロック・バンドとしての魅力も新機軸として歓迎した覚えがあります。
ブルージーなアルバムともされていますが、ストロングなバンド・サウンドが強引に70年代アメリカン・ハード・ロック寄りにしているとも思え、なかなか比較する人はいないと思いますがエアロスミスの「ROCKS」あたりと同列に並ぶ作風でもあるのではないでしょうか。
メタル・ファンのメタリカ離れが見られた中、英米ではチャート1位を記録、そのモンスターぶりは更に勢いを増す事になったわけです。
1996年度リリース盤
盤面には微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット(ブックレット)、歌詞カードにヨレが見られます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 15682 |
定価 : 2,300円 |
価格 : 1,000円(税込) |
ポイント : 10 |
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10pt |
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