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ランナウェイズ THE RUNAWAYS/QUEENS OF NOISE 2 FOR 1 2枚収録
製造元:RAVEN
品番 RVCD-278
オーストラリア盤 全22曲 ピクチャーレーベル仕様
ザ・ランナウェイズ 『ザ・ランナウェイズ/クイーン・オブ・ノイズ』
ランナウェイズのファーストとセカンドを1CDにフル収録、更にボーナス・トラック2曲を追加したコンピレーション盤です。
76年のデビュー作、セルフタイトルとなったアルバムは、当時日本では「悩殺爆弾〜禁断のロックン・ロール・クイーン 」と凄まじい邦題が冠せられ、シェリー(チェリーとかシュリーとかの日本語明記も存在していました)を中心としたコルセットとガーター・ベルトという過激なヴィジュアルと共に衝撃的な登場を果たしました。音楽的にはもっと再評価がされるべきで、かなり本格的なハード・ロック・バンドであったのだと思います。
アティテュードやその後のジョーンの大ブレイクも手伝い、パンク・バンドとしても語られる事がありますが、アリス・クーパーやKISS、BOC等のDNAをしっかり受け継ぎ、王道アメリカン・ハードを平均年齢16歳という若さでしっかりモノにしていた気がします。
外部ソングライターや彼女達を売り出したキム・フォーリーの曲、そしてThe Velvet Undergroundのカヴァーの他はメンバー自身の手が加わったオリジナル曲という内容は、今聴いてもゾクゾクする妖しさがプンプンしています。
日本ではアイドルとしても人気絶頂期だった77年にリリースされたセカンド、「クイーン・オブ・ノイズ」では、バンドの実力、楽曲の完成度が向上しています。
特に後にソロとして大成功するジョーン・ジェットとリタ・フォードの貢献度は大きく、以降バンドがこの両者の音楽性の違いで分裂していくのも納得できる個性をそれぞれ確立している様にも思えます。
ジョーンの単独作となる「TAKE IT OR LEAVE IT」、「I LOVE PLAYIN' WITH FIRE」は、同時代のパンク旋風にリンクするパワー・ポップ・センスが爆発、ワイルドでセクシーな個性が巧みに生かされています。
そして全編でギンギンに唸るリタのギターは、前作より格段に向上し、曲によってはサバス真っ青のドゥーム風さえ感じさせ、とてもガールズ・バンドで終わらせるにはもったいない貫録が漂っています。
ハード・ロック色が強くなった一方、「MODNIGHT MUSIC」や「HEARTBEAT」といったナンバーではメロディアスな側面も開花、80年代メタルのパワー・パラードへと繋がるプロトタイプとも言える資質を見せてくれています。
彼女達の黄金期はこの2枚に集約されていて、その後シェリーの脱退、2枚のアルバムをリリースしながら解散へとなだれ込んでいくわけです。
キワモノ的なイメージが先行する中、時代がパンク、そしてメタル・ブームと移っていく事を考えると、早すぎたバンドであった気もします。
2008年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット(ブックレット・タイプ)も、かなり美品と思われます。
商品コード : 15453A |
価格 : 3,200円(税込) |
ポイント : 32 |
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32pt |
GMOポイントは ショッピングモールやサービスの垣根なく 多くのネットショップや複数のサービスで 利用する事ができる共通ポイントです。
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