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SHY/MISSPENT YOUTH シャイ ミスペント・ユース 89年作 ポップ展開作
製造元:MCA
品番 DMCG 6069
UK盤 全12曲
シャイ 『ミスペント・ユース』
オリジナルは89年作、悲劇的とも言える英国メロディアス・ハード・バンド、SHYのメジャー第3弾、通算4作目のアルバムです。
イギリスでは「BRAVE THE STORM」、「EXCESS ALL AREAS」という2枚の哀愁メロディが秀逸な大名盤を残しながら、契約を切られるという事態に陥ります。
まさに英国に見切りを付けられた形で彼等はMCAに移籍、アメリカに渡ります。
QUEENやFOREIGNER、CHEAP TRICK等との仕事で有名なロイ・トーマス・ベイカーをプロデューサーに迎え、シャイは大きなサウンドの転換を行います。
遅れてきた80年代メタルの王道路線を敢行した本作は、そんな意気込みとは裏腹の商業的結果を残してしまいますが、隠れ名盤としての趣を強く残しています。
曲によってはモトリーにも聴こえてしまうアメリカン・ハードの陽性のダイナミズムを意識した80’s型メタルの典型的ナンバーが並ぶ中、「AFTER THE LOVE HAS GONE」では彼等特有の湿った美メロが光るパワー・バラードが炸裂しています。
この1曲だけのためでも、メロハー・ファンにとって本作は必聴と言える完成度を誇っています。
「BROKEN HEART」では、90年代でのSHY再結成で見られる哀愁ハード・ポップ的センスもすでに開花していて、このバンドの非凡なセンスを見せてくれています。
全体的にはロイ・トーマス・ベイカー作品の特徴とも言える、クリアでライト、ビートが強調されたサウンド・プロダクションが目立ち、そのため妙に力んだ印象が残るのも事実ですが、SHYの個性をスポイルしてしまう程のものではないと思います。
ヴォーカリストのトニー・ミルズが本作を最後に一時脱退をしてしまい、以降のSHYは迷走気味のアルバムを幾つかリリースしていきますが、ここでのアメリカン・マーケットを意識した弾けっぷりはなかなか魅力的でもありました。
ご存知の様に音楽的リーダーであったギタリスト、スティーヴ・ハリスの急逝によりバンドは2011年作の「SHY」を最後に解散状態にあります。
最後まで大きな成功を残せずに、半ば伝説的に語られ続けてきたバンドですが、実に器用なソング・ライティング・センス、そしてそつのないサウンドが得難い名バンドであった事を、本作からも改めて思い知らされます。
1989年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット(三つ折りタイプ)も、かなり美品と思われます。
歌詞掲載有りです。
商品コード : 15377A |
価格 : 4,000円(税込) |
ポイント : 40 |
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40pt |
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