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PINK FLOYD/THE FINAL CUT 83年作 ピンク・フロイド ファイナル・カット
製造元:CBS
品番 CK 38243
USA盤 全12曲
ピンク・フロイド 邦題 『ファイナル・カット』
オリジナルは83年作、ピンク・フロイドの通算12作目となったオリジナル・アルバムで、バンド崩壊寸前の傑作となっった1枚です。
「狂気」から「ザ・ウォール」まで、人間の内面や精神性を深く描く事で社会と向き合ってきたフロイドは、ここではストレートに現実社会に対して痛烈な批判をしています。
サブタイトルは「A REQUIEM FOR THE POST WAR DREAM BY ROGER WATERS」。
ロジャー・ウォーターズは自らの過去と照らしあわせて、当時の政権に対する不満を、まるでソロ・アルバムの様にしてぶちまけています。
その社会性、政治意識だけでなく、ウォーターズはバンドの方向性、サウンド・メイキングに対する考え方もデヴィッド・ギルモアと対立する事になります。
すでにリック・ライトはバンドを離脱し、ウォーターズ対ギルモア・ニック・メイソン組の対立の中で、本作はギリギリのバランス感覚の中で紡がれていきました。
外部ミュージシャンの手を借りながら、重く暗いサウンドが展開される中、やっぱりギルモアのギターが素晴らしい効果を生んでいます。
唯一ギルモアのヴォーカル曲となる「Not Now John」では、本作でのストレスを解消するかの様にギンギンに弾きまくるヘヴィなロック・ナンバーとして成立させていますが、他ではどうしようもない哀しさを的確に演出しています。
本来はバンド名義で発表されるものではなかったのかもしれませんが、ラスト曲の「Two Suns In The Sunset」が流れる頃には、その全体像はピンク・フロイドならではの美しい音世界であった事に改めて気づかされます。
バンドの危機的状況、フォークランド紛争という当時の英国の異常事態という中で生まれた奇跡的な結晶として、そしてピンク・フロイドの事実上の最終作として、本作の存在感は今も強烈なものがあると思います。
1987年度リリース盤
盤面には、微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット(四つ折りタイプ)は、美品と思われます。
歌詞掲載有りです。
商品コード : 15037A |
価格 : 1,500円(税込) |
ポイント : 15 |
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15pt |
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