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TOMMY LEE/NEVER A DULL MOMENT トミー・リー 2002年作
製造元:MCA
品番 112 856-2
EU盤 全12曲
エンハンストCD仕様 VIDEO BIO
トミー・リー 『ネヴァー・ア・ダル・モーメント』
METHIDS OF MAYHEMから3年、トミー・リー名義でソロ・キャリアを開始した1枚で、作詞作曲はもちろん、ほとんどの楽器をこなすマルチプレイヤーぶりを発揮した傑作となっています。
前作ではアップ・トゥ・デイトな音楽性とトミーの暴れん坊ぶりが目立ちましたが、本作ではスマートなソング・ライティングが彼の新たな魅力を引き出しています。
インキュバスやデフトーンズといったニューメタル勢とのコラボや、ミクスチャー路線の続投もあるのですが、むしろシングルとなった「Hold Me Down」や、「Blue」、「Why Is It」等のスロー・ナンバーでの器用さ、味のあるヴォーカルが生来のロッカーとしてのセンスをうかがわせます。
モトリー在籍時から見せていたモダン指向がここまで完璧な形で具現化されてしまうと、ドラマーのアルバムだという事を忘れてしまうくらいなのですが、元々キャラの立っていた彼だけにサウンドもこれだけ派手でないと見合わないのかもしれません。
21世紀型王道アメリカン・ロックと言えるスタイルには、すでにモトリー・クルーの看板も不要なのですが、どうしても「DR. FEELGOOD」や「WILD SIDE」等のドラムを欲してしまう人も多いと思います。
ただあえて言うなら、あのモトリーのメンバーの中では最も挑戦的で冒険性のあるミュージシャンはトミーであるという事なんだと思います。
デヴィッド・ボウイの75年のナンバー、「Fame」を見事に現代的に崩してみせた手腕に、その彼の真価が現れている気がします。
モトリーがピストルズをカヴァーしたのとはまた違った意味を持っていると思われるのは、トミーの「常に変化と成長を続け、一時も同じ姿でいることのないボウイへの敬意」という言葉に全てが象徴されているのではないでしょうか。
モトリーがどうしても80年代の幻影に追われ続けている事に、彼自身が一番敏感だったのかもしれません。
2002年度リリース盤
盤面は、比較的綺麗な状態です。
ジャケット(六つ折タイプ)も、美品と思われます。
商品コード : 15019 |
価格 : 1,000円(税込) |
ポイント : 10 |
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10pt |
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