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THE ONLY ONES/BABY'S GOT A GUN 80年作 オンリー・ワンズ 国内盤
製造元:EPIC RECORDS
品番 ESCA 7734
国内盤 全12曲
ジ・オンリー・ワンズ 『ベイビーズ・ゴット・ア・ガン』
オリジナルは80年作、ジ・オンリー・ワンズのサード・アルバムで、彼等の最終作となった1枚です。
ロンドン・パンク・シーンの中で生まれたバンドでありながら、極めてクールな佇まいと洗練されたパワー・ポップ・サウンドを個性としていた彼等、ポスト・パンクともニュー・ウェイヴとも呼ばれながらロック・マニアにとっては永遠の超B級バンドとしてその名が語り継がれています。
いかにも英国的なピーター・ペレットのヨレヨレ・ヴォーカルが、シャープなバンド・サウンドに乗っかり疾走していく様は、バズコックス+ザ・カーズ、時々チープ・トリックといった感を漂わせながら、70年代後半に3枚のアルバムを残し消えていってしまいました。
汗の匂いのしないクールなサウンドがポップに疾走するキラー・チューン、「Another Girl, Another Planet」のヒット一発で伝説になりましたが、ここでは更に個性的なサウンド・プロダクションにより比類すべき存在がなかなか見当たらないアルバムとなっています。
本作ではボウイやイギー・ポップのエンジニアとして活躍し、以降MAGAGIN、HUMAN LEAGUE、そしてDURAN DURANと80年代英国NEW WAVEを先導したバンドを手掛けたプロデューサー、コリン・サーストンを迎え、カラカラに乾いたサウンドにリズム隊を強調する事により、一種独特のメタリックなパワー・ポップ作となっています。
ほぼ全曲が3分間のポップ・ソングとして成立する歌メロを持ちながら、時折見せる翳りとヒネクレたセンスが非凡な疾走チューンと化しています。
前述のプロデューサーの手腕により、シンセは一切使用していないにも関わらず、キラキラ・エレ・ポップと同等の高揚感を保ち、同時に英国ロック伝統の妖しさもプンプン匂わせるという70年代と80年代の狭間で生まれた申し子的な音が麻薬的な魅力を放っています。
彼等が大成しなかったのは時代が早すぎたのか、あるいは愛想の無さが災いしたのか、いずれにしてもニュー・ロマンティックスを中心としたエレ・ポップ・ブームへと時は流れていったわけで、ノイジーなギターと病的なヴォーカルが看板であったオンリー・ワンズが埋もれてしまったのは必然とも言えるのかもしれません。
1998年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット、ケースも、美品と思われます。
帯無し、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 14106A |
定価 : 1,785円 |
価格 : 2,000円(税込) |
ポイント : 20 |
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20pt |
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