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DESMOND CHILD/DISCIPLINE デズモンド・チャイルド 91年作 国内盤
製造元:WEAミュージック
品番 WMC5-395
国内盤 全10曲
デズモンド・チャイルド 『ディシプリン』
この人と故ブルース・フェアバーン氏がいなければBON JOVIの大ブレイクはおろか、以降の80年代ポップ・メタルの隆盛期も無かったのではと言っても過言ではないと思われます。
元々は70年代に女性3人をメインにしたコーラス・グループ、Desmond Child & Rougeとしてデビューし、解散後は職業ライターとして活躍し続けるデズモンド・チャイルドの唯一のソロ名義アルバムです。
KISSの大ヒット曲、「I Was Made for Lovin' You」の共作者として華々しいキャリアを飾り、80年代では前述のボン・ジョヴィの代表曲の数々でトップ・ライターとして名を馳せ、その後もエアロスミス、アリス・クーパー、ラット、スコーピオンズ等々、数えきれない程の楽曲提供をし続けた事で80年代メタルの代名詞にもなった感があります。
ソフトなヴォーカリストとしてAOR寄りとなった本作、さすがにメロディの充実度は実に見事なものとなっています。
バックに迎えられたゲスト陣も実に豪華で、共作も果たしたリッチー・サンボラを始め、ティコ・トーレス、ケイン・ロバーツ、マイケル・アンソニー、ヴィヴィアン・キャンベル、マーク・フリー、スティーヴ・ルカサー、ブッチ・ウォーカー等々、この人ならではの人脈が生かされています。
アレンジを変えればメロディアス・ハード、ハード・ポップとして聴けるナンバーが多いものの、基本は甘い声質を前面に出したマイケル・ボルトン的なアダルト・ロックが展開されています。
興味深いのは生けるポップ・ミュージック界の伝説、バート・バカラックとの共作、あるいは同時代の最大の商売敵とも言えそうなダイアン・ウォーレンの曲を採用している等、自己主張の強いソロ・アルバムではけっしてない点でしょうか。
BON JOVIやAEROSMITHがやっていても全くおかしくないパワー・バラード、「I Don't Wanna Be Your Friend」は、ジョーン・ジェットをコーラスに迎えた典型的なデズモンド・チャイルド節なのですが、ダイアン・ウォーレンの単独作というのも意外なところです。
ポップ・メタル・ファンにはソフトすぎるかもしれませんが、なかなか楽しませてくれる憎めない好盤です。
1991年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット、ケースも、美品と思われます。
解説、歌詞対訳付きです。
帯有りですが、ミシン目から半分が欠損しています。
商品コード : 13842 |
定価 : 2,400円 |
価格 : 1,500円(税込) |
ポイント : 15 |
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15pt |
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