THE RAINBOW FAMILY ALBUM/DIO WILD HORSES ELF FANDANGO-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

THE RAINBOW FAMILY ALBUM/DIO WILD HORSES ELF FANDANGO

製造元：CONNOISSEUR COLLECTION
品番　VSOP CD 195
UK盤　全12曲　

『ザ・レインボー・ファミリー・アルバム』　

RAINBOWの在籍メンバーのキャリアをまとめたコンピレーション盤で、これがなかなかユニークな選曲により興味深いものとなっています。

ご存知の通り、レインボーの歴史はまさに多くのメンバー・チェンジにより複雑なものであり、脱退後に派生したバンドも多いだけに、まとめるのも大変だったと思います。

まずは外せないDEEP PURPLE、ここでは「Speed King」が選ばれているのですが、けっして意外と思えないナンバーではありますが、パープル・ナンバーを1曲選べと言われたとしたら、なかなか最初に出てこない気もします。

コージー・パウエルの74年のヒット曲、「悪魔とダンス」は当然とも思える選曲で、本作中最も英国チャートにおいて好成績を残したシングルでもあると思われます。

ロニー・ジェイムズ・ディオを始め、第1期レインボーのメンバー出会った、ミッキー・リー・ソウル、クレイグ・グルーバー、ゲイリー・ドリスコールが在籍していたELFのナンバー、「Wonderworld」は、彼等の最終作であるサード・アルバム収録のバラードで、かなりの名曲として楽しませてくれます。

ご本家レインボーの「Kill The King」、「Sixteenth Century Greensleeves」は、ライヴ・アルバムの「Live in Germany 1976」からのテイクと思われます。

ドン・エイリーが在籍したCOLOSSEUM Ⅱの「Am I」は、エイリー作のメロウなインスト・ナンバーで、ギターはもちろんゲイリー・ムーアとなっています。

ロジャー・グローヴァーの「1st Ring Made Of Fire」は、彼が「DOWN TO EARTH」に参加する直前にリリースしたソロ・アルバム、「Elements」収録のナンバーで、女性ヴォーカルをフィーチャーしたドラマティックなナンバー。

ジョー・リン・ターナーが在籍したFANDANGOのナンバーは、彼等の79年のサード・アルバムの収録曲で、スペーシーなフォリナーといった感のバラードとなっています。

ちなみにこのファンダンゴ、ギタリストの名前がRick Blakemoreなのですが、冗談にも思えますが恐ろしい程の偶然として有名な話かもしれません。

先頃残念ながら他界してしまったジミー・ベインが結成した名バンド、WILD HORSESの「Face Down」はもろTHIN LIZZYと言える曲ですが、愛すべきポップな名曲だと思われます。

中期レインボーにかなり貢献していたと思えるトニー・ケアリーの「A Fine, Fine Day」は、ヴォーカリストとしても渋い魅力を放つAOR寄りのナンバーとなっています。

我らがグラハム・ボネットのナンバーは、アルカトラス、しかもスティーヴ・ヴァイ在籍時の「Will You Be Home Tonight」が選ばれているのですが、このファンキーかつプログレ・ハード色の強いナンバーを収録したのは選者のこだわりなのかもしれません。

最終曲はDIOの「Don't Talk To Strangers」となり、この異色とも言える本作の流れを綺麗に締めてくれています。

1994年度リリース盤

盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ジャケット、ケースも、かなり美品と思われます。

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商品コード : 13685

価格 : 1,200円（税込）

ポイント : 12