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PROCOL HARUM/THE PRODIGAL STRANGER 放蕩者達の絆 国内盤
製造元:BMGビクター
品番 BVCP-158
国内盤 全13曲 (日本盤のみ収録ボーナス・トラック1曲含む)
プロコル・ハルム/ザ・プロディガル・ストレンジャー 邦題 『放蕩者達の絆』
「青い影」の大ヒット曲を60年代に生んだ名バンドと知られるプロコル・ハルムが、なんと14年ぶりに再結成、通算10作目となるアルバムをリリースしました。
きっかけはオリジナル・メンバーの一人、ドラマーのB.J.ウィルソンが89年に亡くなった事からだそうで、ゲイリー・ブルッカー、マシュー・フィッシャー、ロビン・トロワー、キース・リードと、全盛期のメンバーが集結しています。
前述のロック・クラシック1曲があまりにも偉大なため、究極の一発屋というイメージも残りますが、彼等は70年代に精力的な活動をし、クラシックとハード・ロック、プログレの文脈の中で語られ続け、その独自の英国的な翳りを追求してきたバンドでした。
突如の復活となった本作では、仲間の追悼という意味合いも含んではいますが、基本は再会の喜びが音に現れている気がします。
二人のキーボードを中心に、ベテランらしい余裕と大人のポップ感覚が実に得難い至福感を演出してくれています。
プロコル・ハルムと言えばオルガンの印象が強いと思われますが、ロビン・トロワーのハードなギターも絶妙な絡みを見せ、この人特有の色気ある音色がこのバンドの個性を思い出させてくれます。
全体的には80年代以降のプログレ・バンドが、その再生を賭けてポップ化していった経緯に近いものがあると思われますが、濃厚なバンド・サウンドは極上のロックとして楽しめます。
ジャズやクラシックを下地にしてきた人達だと思いますが、元々メロディはポップ、イギリスならではと思える哀愁ヴォーカルと、煮え切らなさこそが美学とも言える抑制された静かな高揚感がたまりません。
大人のためのプログレ・ハードという表現は的確ではないかもしれませんが、そうしたロックがあってもいいという期待を込めて、個人的はそう呼びたい1枚です。
1991年度リリース盤
盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ジャケット、ケースも、かなり美品と思われます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
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商品コード : 13473A |
定価 : 2,500円 |
価格 : 1,200円(税込) |
ポイント : 12 |
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12pt |
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