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JEFF BECK BECK-ORA/COSA NOSTRA ジェフ・ベック・グループ 69年作
製造元:EPIC
品番 EK 47411
USA盤 全7曲
ジェフ・ベック 『ベック・オラ (コーザ・ノストラ)』
オリジナルは69年作、第1期ジェフ・ベック・グループのセカンド・アルバムとなった1枚です。
ベックのハード・ロック期を象徴する1枚で、ジャケットはシュールレアリズムの巨匠、ルネ・マグリットのワート、ロン・ウッド等を従え、ヤードバーズのヴァーから始まる本作は、明らかにヤードバーズで成し得なかったジェフの理想の音の追求に成功しています。
ロッドのパワフルなヴォーカルが冴え渡り、弾きまくるベックとの絡みは理想的なブリティッシュ・ハードの雛形となったのでした。
プレスリーのカヴァー、「ALL SHOOK UP」、「JAILHOUSE ROCK」は完全なるハード・ロックとして生まれ変わり、特に後者のナンバーは後にMOTLEY CRUEがカヴァーした事でも有名ですが、オリジナル・ヴァージョンを差し置いてここでのテイクをお手本にしたのではとさえ思えてしまいます。
メロウなセンスはホプキンス作のインスト、「GIRL FROM MILL VALLEY」のみ、この曲のいかにもブリティッシュと言える哀愁感が良いアクセントになっていますが、残る曲は全てがヘヴィ・ナンバー。
全7曲というコンパクトな構成も手伝い、何度聴いてもスリリングなバンド・サウンドに感動が薄れません。
特にロッドとベックの最強タッグがえらくカッコ良く、ラストの大作であるインスト・ナンバー、まるでツェッペリンのプログレ・ヴァージョンとでも言うべき「RICE PUDDING」でもヴォーカルを挟んで欲しかったと思える程です。
残念ながらこの強力な体制は不安定な状態が続き、ロッドやロンの脱退、そしてご存知の様にベックの交通事故が重なりバンドは消滅、そしてベック自身も一線から退き長いブランクを迎える事になるのですが、ツェッペリンが大活躍をしていたこの時代、第1期ジェフ・ベック・グループがもっと長続きしていたら確実に時代は違ったものになったのだろうと思います。
1997年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケットには、カビの様なシミが一部目立ち、
特に内部(二つ折りタイプ)には多数汚れが見られます。
商品コード : 13430 |
価格 : 1,000円(税込) |
ポイント : 10 |
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10pt |
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