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SILVER MOUNTAIN/ROSES & CHAMPAGNE 88年作 国内盤 北欧メタル名盤
製造元:ファンハウス
品番 28GD-7026
国内盤 全9曲
シルヴァー・マウンテン 『ローゼズ&シャンペイン』
スウェーデンからの次鋒とも言える正統派様式美HR/HMバンド、シルヴァー・マウンテンのサード・アルバムとなった1枚です。
アンダースとイェンスのヨハンソン兄弟がイングヴェイから引き抜かれた事でも有名なバンドですが、節操が無いとも言いたいメロディのクサさと、リッチー・ブラックモア信奉者としての魅力が個性でした。
本作は前作から約4年ぶりとなったアルバムで、メタル・シーンの激動期にあっては少し長すぎるブランクであったのは否めなかったと思われます。
中心メンバーのヨナス・ハンソン、ペア・スタディンを残し、大幅なメンバー・チェンジがされ、メジャー契約を失った上でのリリースとなりました。
正式にキーボーディストを迎え入れ、4人編成から5人編成になった事で、クラシカルな要素、あるいは初期RAINBOW色が強まったとも言えるのですが、これがなかなか侮れない魅力を放っています。
新ヴォーカリストの高音ヴォーカルは、微妙な揺れがクセになる声質で、より彼等のベタとも言える美メロを際立たせる事となりました。
オープニングの「ROMEO & JULIET」では、多少陽性の高揚感も導入し、これがなかなか煮え切らない味わいとなっている気がします。
「PARIS」でもアイルランド民謡チックなメロディに、欧州の陰りをまぶした様な不思議な個性を生んでいて、他のスウェーデン勢の洗練されたメロディアス・ハードとは異質の人懐っこさがあると思います。
ただやはり彼等の本領はクラシカルな旋律と大衆的なメロディの合体であり、これでもかと奏でられる美メロの嵐を見せる「PARADISE SMILE」や「DOWN TOWN JUNKIE」といったナンバーがハイライトと言えるでしょう。
サウンド・プロダクションの弱さが気になるのですが、この少しこもった感じがする音質が、彼等の良い意味での超B級感を助長しているのですが、これがまた本作を愛すべきものにしています。
1988年度リリース盤
盤面には微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケットは、比較的美品と思われます。
帯無し、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 13214 |
定価 : 2,800円 |
価格 : 1,500円(税込) |
ポイント : 15 |
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15pt |
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