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FUSE/ヒューズ登場 68年作 国内盤 チープ・トリック RICK NIELSEN TOM PETERSON
製造元:EPIC/SONY
品番 ESCA 7624
国内盤 全8曲
ヒューズ/ヒューズ 邦題 『ヒューズ登場』
オリジナルは68年作という驚きの1枚で、CHEAP TRICKのリック・ニールセンとトム・ピーターソンのプロ・デビュー作となったヒューズの唯一の1枚です。
チープ・トリック・ファンなら、裏ジャケに映るリックの長髪姿にまず驚かされると思いますが、それ以上に驚異的なのはそのサウンドです。
ジョー・サンドバーグなる、かなりソウルフルなヴォーカリストを陽した5人編成で、当時のメンバーの平均年齢はなんと18歳という若さ。
リック作の曲が半数以上を占めているにも関わらず、パワー・ポップとは無縁のこのアルバム、ブリティッシュ・ハード黎明期の爆発力と、得体の知れない凄みを感じさせます。
時代はツェッペリンやキング・クリムゾンがデビューする前の事、リックはすでにメロトロンを駆使し、ブルース、R&Bの拡大解釈どころか、サイケやガレージ・ロックをゴリゴリにした様なハード・ロックを展開してくれています。
同時代のブリティッシュ・ビート・バンドも真っ青のクロっぽいヴォーカルと、後にディープ・パープルがハード・ロック路線へと転化していくのに参考にしたのではとさえ思わせる壮絶なバンドのインプロヴィゼーションを聴いていると、本当にアメリカのバンドだったのかと思わせます。
熱心なロック・ファンなら、このアルバムを聴いて前述のビッグ・バンドだけではなく、CREAM、URIAH HEEP、ATOMIC ROOSTER、VANILLA FUDGE等々名を思い浮かべる事でしょう。
チープ・トリックのルーツ、とりわけリックのセンスはBEATLESはもちろん、THE WHO、THE MOVEといったブリティッシュ・ロックからの影響が強い事は有名ですが、このヒューズではすでに70年代の英国ロックが様々なベクトルで拡大生産されていく縮図とでも言える、ダイナミズムとアイデアに溢れている様な気がします。
確かに68年、69年という年は、名盤、名バンドが星の数程現れたわけですが、日本でも最も愛される洋楽バンドの一つだったチープ・トリックのルーツがここにあったとはにわかには信じ難いものがあります。
ただCHEAP TRICKが、それまでのハード・ロックとは明らかに違うスマートさ、ヒネクレ度を持って現れたのは、ヒューズというバンドで60年代から70年代に掛けてのロック黄金期の王道をすべてやり尽くし、喰い尽くしたからこそ、という解釈もできるのかもしれません。
1996年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケットも、かなり美品と思われます。
帯無し、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 13004A |
定価 : 1,600円 |
価格 : 2,200円(税込) |
ポイント : 22 |
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22pt |
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