DOKKEN/JAPAN LIVE '95 ドッケン 再結成来日公演 全14曲 東京厚生年金会館-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

DOKKEN/JAPAN LIVE '95 ドッケン再結成来日公演全14曲東京厚生年金会館

製造元：SANCTUARY
品番　06076-86331-2
USA盤　全14曲　

ドッケン　『ジャパン・ライヴ '95』

2003年に突如としてリリースされたドッケンのライヴ盤で、95年2月に7年ぶりの来日公演となった当時の東京厚生年金会館での音源を収録したものです。

この時の模様は映像作品としてすでにリリースされていて、同タイトルで数年後にCD化されれる事になった様です。

オリジナル・メンバーでの復活を果たし、特にLAメタル界では特に犬猿の仲として取り沙汰されていたドン・ドッケンとジョージ・リンチの合体は、それなりに話題になっていた気がします。

結論から言うと、まずミックス、編集の悪さが目立ちます。

オーディエンスの反応を極力押さえているため、ライヴの醍醐味が伝わりくくなっていて、更にこもった音質のせいでバンド・サウンドの生々しさもスポイルされています。

また当日のドンも本調子とは言えず、コーラス・ワークもバラバラといった感すらします。

また彼等には解散目前にレコーディングされた「Beast from the East」という、鬼気迫る緊張感をパッケージした来日公演ライヴ盤がすでに存在し、96年には「One Night Live」というアコースティックでの復活ライヴ盤もリリースされています。

本作のセットリストの大半は「Beast from the East」期とかぶり、3曲の新曲とジョージのソロ作からのインストがプレイされているものの、80年代のキラキラ感と触れたら切れてしまう様なエッジは最早見られません。

唯一ジョージ・リンチはプロとしての仕事を全うしていると思えますが、果たして本作品をリリースする必要があったのか、それ以前にこのメンバーでの再結成に意味はあったのか。

その答を知る意味では、本作の価値はあったであろうと思います。

ロックが頻繁に金のために利用され、摩耗される姿はこれまで飽きる程見られてきたと思いますが、80年代メタルという一過性の現象の栄枯盛衰を残念ながら本ライヴは如実に記録してしまっていると思われます。

優れたメロディ、優れた技術がライヴという最高の場で披露された時のケミストリーが、時にして悲哀を感じさせるという良い例にもなってしまった気がします。

ではこのアルバムを聴く価値が無いのかと問われれば、「I WILL REMENBER」、「MR. SCARY」だけは必聴と言えると断言できます。

2003年度リリース盤

盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ケース、ジャケットも、かなり美品と思われます。

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商品コード : 12961A

価格 : 800円（税込）

ポイント : 8