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MASTERS OF MISERY/ブラック・サバスに告ぐ! 国内盤 廃盤
製造元:トイズファクトリー
品番 TFCK-88607
国内盤 全11曲
マスターズ・オブ・ミザリー/ブラック・サバス・アン・イヤーエイク・トリビュート
邦題 『ブラック・サバスに告ぐ!』
最早出し尽くされた感のあるブラック・サバスのトリビュート盤、本作はその中でも異色と言える1枚で、グラインドコアから見たドゥーム・メタルとしての元祖への敬意、とでも評すべき性格を持っています。
NAPALM DEATHを輩出したイギリスのマイナー・レーベル、EARACHE RECORDSが企画したアルバムで、レーベル所属のバンドがサバスの初期、もちろんオジー時代の曲をカヴァーする形となっています。
このイヤーエイク・レコードは、ナパーム・デスをきっかけににしてゴアグラインド、デスラッシュ等、かなりコアなメタルを得意とするレーベルへと発展し、カーカスやアナル・カント、アット・ザ・ゲイツ等々、幅広いデスメタル系バンドを揃えるに至っています。
本作ではナパーム・デス関連のバンド、リー・ドリアンのCATHEDRAL、ジャスティン・ブロドリックのGODFLESH、ミック・ハリスのSCORN等が参加しています。
他にもニューヨーク出身のBRUTAL TRUTH、OLD、西海岸のSLEEP、CONFESSOR、イギリスのPITCH SHIFTET、FUDGE TUNNEL、スウェーデンのCADAVER等、興味深いバンドが参加しています。
アンダーグラウンド・シーンのハードコア出身のバンドが多く揃う中、意外にもストレートなサバス解釈として聴けてしまうのは、元々BLACK SABBATHというバンドがブリティッシュ・ハードという側面だけではない捉え方をされていたからかもしれません。
サバスの独特の暗黒面が、こうした畑違いとも思える若いバンドから支持され、影響されているというのは、ある意味メタルが正常な進化を遂げてきたという証拠なのかもしれません。
国内盤の帯の叩き文句、「俺達を見ろ!」、そして邦題となった「ブラック・サバスに告ぐ!」という大仰なセリフも的を得ていると思われます。
1992年度リリース盤
盤面は、比較的綺麗な状態です。
ジャケット(三つ折りタイプ)上部に、ケースのツメ痕が薄く付いています。
帯無し、解説書付きです。
商品コード : 12948A |
定価 : 2,500円 |
価格 : 1,000円(税込) |
ポイント : 10 |
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10pt |
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