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URIAH HEEP/EQUATOR ユーライア・ヒープ イクウェイター 85年作
製造元:COLUMBIA
品番 493339 2
UK盤 全10曲
ユーライア・ヒープ 『イクウェイター』
オリジナルは85年作、ユーライア・ヒープの通算16作目となったアルバムです。
N.W.O.B.H.M.の盛り上がりの中、再評価がされながらも古典的なブリティッシュ・ハードの湿り気とアメリカナイズされたポップ展開の間で揺れ動いていた彼等が、ここで一気に突き抜けた様なアメリカン・プログレ・ハード的な展開を見せています。
彼等のキャリアの中でも異色作と言えるアルバムと思われますが、これがなかなか魅力的な内容となっています。
メンバー・チェンジが繰り返されてきた時期でもあり、ボブ・デイズリーがオジーやゲイリー・ムーアの元へ走り脱退、トレヴァー・ボルダーがバンドに復帰しています。
更に長年在籍していたレーベル、ブロンズを離れ、SONY傘下のPORTRAITへ移籍しています。
このポートレイトには、HEART、SAGA、アルド・ノヴァ、オリオン・ザ・ハンター等、かなりポップなハード・ロックを得意とするバンドを多く抱えているところで、ユーライア・ヒープも多少はレーベルの意向を気にした事もあったのかもしれません。
プロデュースは、AC/DC、CHEAP TRICK等の仕事で有名なトニー・プラット。
この人のカラッとしたサウンド・プロダクションにより、陽性の爆発力を持ったメロディが生かされています。
4代目ヴォーカリストであるピーター・ゴールビーの声がここへ来ていい具合に枯れ、ルー・グラムを彷彿させる哀愁感を表現しているのですが、残念ながら彼は本作を最後に脱退しています。
ニュー・ウェイヴ調のビートとシンセから始まるオープニング、「Rockarama」は、まさにフォリナーさながら、80'sの空気を充満させながらアルバム全体の完成度を期待させるインパクトを持っています。
シングルとなった「Angel」も、ジャーニーやナイト・レンジャーが演っていてもおかしくないキラキラ・ハード・サウンドとなっており、唯一ヴォーカルの湿り具合が英国臭を感じさせるのもユニークです。
アレンジだけ聴けば完全にアメリカのバンドなのですが、ギリギリのバランスと言える煮え切らなさが本作をたまらなく魅力的なものにしていると思います。
ポートレイトに残した唯一のアルバムという事もあり、ここでの徹底したアメリカンな作風は以降大分落ち着いてしまうのですが、同路線でもう1、2枚作って欲しかった気もします。
1999年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット(ブックレット・タイプ)も、かなり美品と思われます。
歌詞掲載有りです。
商品コード : 12943A |
価格 : 3,000円(税込) |
ポイント : 30 |
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30pt |
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