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JUDAS PRIEST/JUGULATOR 97年作 ジューダス・プリースト 国内盤
製造元:ゼロ・コーポレーション/東芝EMI
品番 XRCN-2001
国内盤 全10曲
ジューダス・プリースト 『ジャギュレイター』
メタル・ゴッドの黒歴史として本作を一蹴するには、あまりにも凄烈なリフによって埋め尽くされたメタル作品だと思います。
本作がロブ・ハルフォード脱退後、ヴォーカリスト不在のまま作曲が開始されたいた事実を考えると、ジューダスが必死にバンド史上最大の危機に考えあぐむ姿よりも、「PAINKILLER」での到達したメタル道の頂点を更に押し上げようとしていた現役感を見てとれる気がします。
「STAINED CLASS」で80年代のN.W.O.B.H.M.の礎を築いて以来、彼等は「黄金のスペクトル」でアメリカン・マーケットの制覇を開始、そして「復讐の叫び」、「背徳の掟」で80年代メタルを牽引し、「ターボ」で迷走しながらもメタルの可能性を追求し、その結果永遠の名盤、「ペインキラー」へと行き着いたわけです。
7年間の沈黙を破り、メタル・ファンを騒然とさせた脱退劇を経たジューダスは、90年代メタル・シーンを敏感に感知しながら、鋼鉄装備の悪魔の化身、ジャギュレイターというモンスターと共に喰い尽くし吐き出しました。
ティム・リッパー・オーウェンズの力量は、好き嫌いはあったとしても否定する事など不可能なものとして堂々としていて、確かにジューダスの新たな方向性を最適に表現できるヴォーカリストだったと思います。
ブルータル、アグレッシヴ、ダウン・チューニング等、この時期ですでにお馴染みになった単語を並べて本作を評するのは簡単ですが、唯一不変の屈強な信念を基にした歌詞を見ると、このバンドが多くのリスペクトを受けてきた本当の意味を再確認できる気がします。
ブレーキ音とサイレンが鳴り響く中、本作中でも最もヘヴィなリフが続くドゥーム寄りのナンバー、「Brain Dead」の中では「俺はもう以前の自分じゃない、同情なんかいらない」と歌われています。
偉大なカリスマ、ロブの影を一つも感じさせないどころか、より強度なメタルを提示してやるとも思える彼等の意志を見てとれるとしたなら、本作はやっぱり彼等の黒歴史ではないのだと思えます。
1997年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット(ブックレット・タイプ)も、かなり美品と思われます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 12891 |
定価 : 2,548円 |
価格 : 1,200円(税込) |
ポイント : 12 |
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12pt |
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