WINGS/BACK TO THE EGG ウイングス バック・トゥ・ジ・エッグ 国内リマスター盤-Ｋｅｎ’ｓ Ａｔｔｉｃ ケンズ・アティック

WINGS/BACK TO THE EGG ウイングスバック・トゥ・ジ・エッグ国内リマスター盤

製造元：東芝EMI
品番　TOCP-3133
国内盤　全17曲（ボーナス・トラック3曲含む）　デジタル・リマスター盤

ウイングス　『バック・トゥ・ジ・エッグ』

オリジナルは79年作、ウイングス名義のラスト作となったアルバムです。

まず特筆すべきは、同年に行われた伝説的フェス、カンボジア難民救済コンサートのために集められたスーパー・セッション・グループ、ロッケストラの存在でしょう。

ポールの呼びかけにより、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナム、デヴィッド・ギルモア、ピート・タウンゼント、ケニー・ジョーンズ、ロニー・レイン、ブルース・トーマス、ゲイリー・ブルッカーと、70年代ブリティッシュ・ロック界の大物がズラリと並びました。

この豪華な共演は一堂に会し一発録りとなった様ですが、各プレイヤー個性をほぼ封印し、まさにロック・オーケストと言うべき厚みのあるまとまりを見せています。

ほぼインストとなった「ロッケストラのテーマ」ではポール流大ハード・ロック大会、「ソー・グラッド」でもストレートなハード・ロックと言うべきヴォーカル・ナンバーを、このスーパー・セッションとして披露しています。

アルバム全体はかなりバラエティに富んだ内容となっていますが、ウィングスとしては最も実験性が目立つものかもしれません。

オープニングのインストではラジオから流れる音とファンキーなビートが絡むニュー・ウェイヴ調、「SPIN IT ON」では完全なるパンク、シングルとなった「OLD SIAM, SIR」でもまるでDEVOやKNACKを思わせながらも、メロディアスなギターが印象的なものとなっています。

更にブラス・バンドとの共演や、詩の朗読等を交えながら、かなりとっ散らかったイメージがあるものの、コンセプト・アルバム的な流れとして楽しめてしまいます。

唯一ウイングスらしいと言えるのは、典型的パワー・ポップ・ナンバー、「GETTING CLOSER」のみよ様な気もしますが、不思議と何回も聴きたくなる名盤です。

1995年度リリース盤

盤面は、ほぼ新品同様の状態です。
ケース、ジャケット（ダブル・ジャケット仕様）も、かなり美品と思われます。
帯無し、解説、歌詞対訳付きです。

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商品コード : 12754A

定価 : ~~1,750~~円

価格 : 3,500円（税込）

ポイント : 35