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CHEAP TRICK/チープ・トリック 77年作 デビュー作 国内リマスター盤 +5曲
製造元:EPIC
品番 ESCA 7726
国内盤 全15曲 (ボーナス・トラック5曲含む) デジタル・リマスター盤
チープ・トリック 『チープ・トリック』
オリジナルは77年作、チープ・トリックのデビュー作となった1枚です。
本作が彼等のキャリア上だけでなく、アメリカン・ハード史上でもユニークなものとして語られ続けているのには、いくつかの理由が挙げられると思います。
エアロスミス、スターズ等を手掛けていたジャック・ダグラスがプロデュースした事により、かなりメタリックでライヴ感覚溢れるサウンド・プロダクションが成立し、彼等のハードな側面が強調されているのがまず目立ちます。
その反面、パワー・ポップ調のメロディが新鮮で、10代の反抗、皮肉タップリのメッセージ性も手伝い、ラモーンズやピストルズとも同列で語られる事となり、当時はブロンディやナックと並べてアメリカン・ニュー・ウェイヴの一派として見られる事にもなります。
更にモノクロで映るメンバーの奇妙なヴィジュアルもインパクトがあり、王子様的ルックスのロビン、いかにもロック・スター然としたトム、髭と眼鏡の太ったオジサンのバン・E(と言っても当時はまだ20代半ばのはずなのですが・・・)、そしてすっとぼけた変人にしか見えなかったリック、とKISSやQUEEN全盛期の時代にあってはかなり奇異な存在感を放っていました。
特にここ日本では特別な受け入れられ方を早々としていて、彼等の音楽性よりもアイドル的資質ばかりが先行していましたが、同時に新しいハード・ロック・バンドとして正しい評価をする人達も多かったと思います。
ブルースに頼らないメロディ・センス、パンキッシュでありながら歌メロは極めてポップ、バンド・サウンドはタイトかつハード・ロックのダイナミズムを損なわないワイルドさを持つ等、鼻歌感覚で歌えるHR/HMをすでにここで確立しています。
パンク、メタルの双方からリスペクトが現在も続いているのは、本作が彼等の基本スタイルとしてあったからに違いないと思います。
80年代ポップ・メタルの時代が訪れた時点では、ニュー・ウェイヴとされた彼等も多少過去のバンドとして見られてはいましたが、改めて聴き直してみると、彼等は60年代、70年代の王道ロックの正統後継者的な音を鳴らしていた事に気づかされます。
ビートルズよりハードで、KISSよりソフト、という形容がされていたと思いますが、実に言い得て妙だと思えます。
この絶妙なセンスは以降多くのバンドに見られるようになっていくわけですが、始まりはここからで、そして何より大事なのは現在もまだバンドは変わらぬスタイルを守り続けて活動をしている事なんだと思います。
尚ボーナス・トラックでは、「甘い罠」の原型となったパンキッシュなヴァージョンが聴けるのですが、これがバンドの本質を見事に現しているものとなっています。
1998年度リリース盤
盤面には微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット(四つ折りタイプ)は、かなり美品と思われます。
帯有り、解説、歌詞対訳付きです。
商品コード : 12685 |
定価 : 1,785円 |
価格 : 1,200円(税込) |
ポイント : 12 |
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12pt |
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