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SUPERTRAMP/CRISIS? WHAT CRISIS? 危機への招待 75年作 リマスター盤
製造元:UNIVERSAL/A&M
品番 069 493 347-2
USA盤 全10曲 デジタル・リマスター盤
スーパートランプ/クライシス? ホワット・クライシス? 邦題 『危機への招待』
オリジナルは75年作、スーパートランプの通算4作目となったアルバムです。
純粋なプログレ・バンドというよりもジャズ、ブルースからの影響を隠さない典型的ブリティッシュ・ポップ・バンドのイメージが強いバンドですが、本作ではその片鱗をうかがわせるセンスが爆発し、後の「Breakfast in America」への伏線ともなっている気がします。
前作の「Crime Of The Century」で本国で大ブレイクしましたが、叙情性に富んだいかにも英国的なサウンドが特徴的でした。
勢いに乗った彼等は前作と同じプロデューサー、ケン・スコットと共に初のLA録音を敢行し、その結果かなり陽性のポップ・サウンドを獲得しています。
まるでドゥービー・ブラザーズの様なアメリカン・ロックを思わせるナンバーもありますが、彼等の代表曲であり大ヒット・ナンバーである79年の「The Logical Song」をすでに予見させる様なリック・デイヴィスの独特のキーボードも本作の個性となっています。
ロンドンでのレコーディングも含まれている様で、そのせいかアルバムが進むにつれ、後半では重厚なムードの中でプログレッシヴな曲が目立っているのもユニークです。
この両極端なサウンドが中途半端なイメージを与えたのか、イギリスでは前作程のビッグ・ヒットには至らなかったみたいですが、聴く度に新鮮な響きを持つこのアルバムの魅力は言葉では言い表せないものがあります。
哀しさと優しさ、そしてその隙間を埋める様にして繰り出される遊び心が70年代の英国ロックの深みを感じさせてくれます。
2002年度リリース盤
盤面には、微弱なキズが数本見られますが、再生には全く問題ありません。
ジャケット、プラ・ケースは、かなり美品と思われます。
商品コード : 12255 |
定価 : 2,100円 |
価格 : 1,400円(税込) |
ポイント : 14 |
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14pt |
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