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CRIMSON GLORY/STRANGE AND BEAUTIFUL 91年作 クリムゾン・グローリー
製造元:ATLANTIC
品番 7 82239-2
USA盤 全11曲
クリムゾン・グローリー 『ストレンジ・アンド・ビューティフル』
ベネチアン・マスクの様な仮面をしていた事で、ミステリアスな存在感がメタル・ファンの間でも浸透していたクリムゾン・グローリーの91年作のサード・アルバムです。
今は亡きヴォーカリスト、ミッドナイトのハイトーン・ヴォーカルと、正統派メタル然としたバンド・サウンド、更にエドガー・アラン・ポーをテーマにする等プログレッシヴな面も持ちあわせていたため、同時代のクイーンズライクとも評価されていました。
80年代半ばにデビューしながら、安易なポップ・メタルに走らず、ジューダス・プリースト直系のメタル・スピリットと、アメリカのバンドらしい大仰なアレンジによる様式美が見事だった彼等のファースト、セカンドは今もマニアックなメタル・ファンの間では評価の高いアルバムだと思います。
そしていよいよ素顔を晒し、サウンドも大きく変えてリリースされたサード・アルバムは、ツェッペリン化した揶揄され酷評の中でバンドはシーンから消えてしまうのでした。
確かにミッドナイトのロバート・プラントに近い声質、エキゾチックなメロディにパワフルなドラム処理、そしてリフの組み立て方はツェッペリンの方法論を踏襲しているのかもしれません。
ただそれはかつてKINGDOM COMEのしでかしたクローンぶりではなく、メタル・バンドが必ずや通る偉大なバンドのDNAをが自分達の中に脈々と流れているのを確認している作業とでも言うべき行為なのだと思います。
ギミックを捨て、80年代の過剰な装飾より本質を失いかけていたメタルを取り戻そうとしていたと言い換えてもいいかもしれません。
アルバム全体はけっしてツェッペリン一色ではなく、ピアノをバックとした美しいバラード、メロディアス・ハードに近いドラマチックなメロディ等、実に器用なソング・ライティングが目立っている傑作だと思います。
高音ヴォーカルとファンキーなハード・ロックの組み合わせを、一緒くたにツェッペリン・クローンと呼んでしまう傾向が一時期強かったとは思いますが、彼等もそんな風当たりの強い中で過小評価されてしまったのかもしれません。
1991年度リリース盤
盤面は、かなり綺麗な状態です。
ジャケット下部に一ヶ所、ケースのツメ痕が強く付いています。
歌詞掲載有りです。
商品コード : 12448 |
価格 : 1,000円(税込) |
ポイント : 10 |
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10pt |
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